現在(2023/08)のバックエンド言語のトレンドを調査してみた。
比較対象は、図の通り、Ruby, PHP, Java, Go, Python でGoogle トレンドを使って比較。
Go言語が他の言語よりずば抜けて人気である。対象地域は全世界。
Google トレンドで色々比較できるので時間がある時に試してみてください。
https://trends.google.co.jp/trends/
Rubyは、スタートアップ企業で使われる傾向が高くフレームワークであるRuby on Railsが主なフレームワークとなります。プログラミングのコードの可読性が高く日本語のドキュメントが豊富です。
PHPは、ECサイト、ゲームのサーバーサイドなどで使われる傾向が高く処理スピードが速いのが魅力的です。LAMPという単語が出るほど多くのサイトで利用されてきている言語でもあります。
定番とされるフレームワークは、Laravelとなります。
Javaは、老舗言語であり業務系で使われ多くのフレームワークが存在します。フレームワークが多いので割愛させていただきます。
Go言語は、私もプロジェクトで利用したことがあります。マイクロサービスの構成のAPIサービスを構築する上でよく使われる言語です。コンパイルするのでサイズが小さく速いのが特徴です。
Windows上でコンパイルするとWindows上でもバイナリーで高速に動作します。
Pythonは、AI系で使われることが多くFast API、Django、Flaskなどの有名なフレームワークが存在します。ソースコードが綺麗に書け可読性が良いのが特徴です。
個人的には、Node系のNest.jsなどを推したいところですが日本語のドキュメントが少なすぎて少し学習コストが高い感じがします。また、エンジニアを探すのも大変な感じがしています。
今回はバックエンド言語を中心としたトレンドとなる言語を列挙してみました。
人気がある言語をおさえておく重要な意味は、プロジェクトを進める上でエンジニアの確保しやすさにあります。
企業によりますが、フレームワークを基盤とした独自のアプリケーションフレームワークをさらにラッピングするため、元のフレームワークを覚えなくても開発ができる、その代わりアプリケーションフレームワークのお作法を覚えて開発を進める場合も多々あります。
個人的な所感ですが、アプリケーションフレームワークを利用した開発はルールに縛りが強く他の企業のプロジェクトでノウハウが活かせない等、個人的にはあまり好きではないですね。
利用する言語はプロジェクトに依存するため今お仕事で使っている言語を一生懸命学習するようにしましょう。
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